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第25回マウンテンサイクリングin乗鞍

21時には子供と布団に入ったが、ほとんど一睡も出来ず4時に起床。

ご飯はヤマザキの蒸しパン一つ。
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乗鞍さん快晴です。

5時には駐車場に着いておいて、昨日と同じく休暇村まで試走。
しかしこのフィーリングがひどいもので、力は入らないし、ちょっと力を入れると疲労物質がガーっと脚に溜まって全然抜けない。
寝不足か?昨日走り過ぎたか?
焦燥しながらなんとか良い感覚をもってこようと3本登る。最後で少し良くなったか。

毎回そう思うものなんだけど、今年は特に出場者が濃い。
情報を入れたくないので僕はここ2ヶ月は誰のブログもほとんど読んで無いし、レースの結果も見ていない。
そんな状態で鳥海はよっしーさんが森さんに勝ったとか聞いたりしてしまい、どんどん緊張が高まってくる。

スタート。
出だしは普通だったと思う。休暇村過ぎてもそれなり。自分でも前にいれるくらい。
このペースからだと森本さん達がドンドンアタックしていくんじゃないかという気がしたので、とにかく前方に位置する。
特段キツさは感じ無い。
しかし、大丈夫、いける、付いて行ける、、、と感じ始めた矢先、後ろに番手を下げたのをキッカケに少しずつ前と離れ始める。
三本滝過ぎくらい?明確にどの場所だったかというと覚えていない。
本当に少しずつ、少しずつ離れる。だから頑張ればまだ付けるんだろうけどこんな場所からそれをやってもどうしようも無い。
「ここで千切れてるようじゃ1時間以上かかるかな。僕の乗鞍は終わったか。。」と観念。前はまだ10人はいたはず。
見通しのいいところで初めて後ろを確認してみるが誰もいない。
「ぼちぼちと行くしかない。」気持ちを切り替える。

自分の脚はどうなのかというと、遅れはしたものの、それほど悪いようには感じない。
疲労物質で一杯ということもないし、ペダルに足もしっかり乗っている。登っていても軽い。
なので気持ちは全く切れなかった。
一人で走ってると本柳さんが落ちてきた。
離れてきたのを捕まえるまでは速かったけどそこから本柳さんも持ち直したのか、一緒に走ることになる。
これは良かった。
本柳さんはロードにも強いスピードのあるタイプ。
緩斜面は本柳さんが良いスピードでいって、カーブの折れるキツイところは自分が前でペースを作る。

すると、遅れはそれほどでもなくて、前の方も分解しているのが確認出来た。
あれ、藤田さんも離れているじゃないか。それになんと、森さんも遅れてないか・・・?
序盤のペースで結構呼吸が荒れていたのでおかしいなとは思っていた。

二人で協力しながら進むが冷泉小屋過ぎ?くらいの急斜面が続くところで本柳さんが離れてしまった。
僕はやはり勾配がキツイのが得意なのかもしれない。
位ヶ原のCPに来た時には藤田さんグループに最大に迫る。
みんな給水を受けていて自分も欲しかったけど、そんな場合じゃないので取らずに突っ込む。

竹谷さんと田崎さんが二人で走っていて、これに追いつく。
自分のペースで走っていると二人も離れていった。
次によっしーさんが見えた。落ち着いて追いかけて、パスする。

雪渓が見える区間に入ると見通しが良すぎて前がよく確認出来る。
4、5人くらいパラパラといるか。近いといえば近い。遠いといえば、、、。
最前方はもう無理っぽいけど藤田さんまでは20~30秒くらいだろうか。追いつきそうだが、、ここからが縮まらない。
後から思うと、3人を捉えるので結構力を使ってしまったようでここからが自分もかなりタレていた。

ゴールまで2kmくらい。このまま現状維持でゴールかなと、少しダレながら走っていると後ろになんとなく気配を感じる。
竹谷さんが来たな、、と思ったら本柳さんだった。これには本当に面食らった。
冷泉小屋で離れて、自分も前方をパスしながら進んできたというの追いつかれるとはどういうロジックだ?
しかも強い!スピードを上げる本柳さん。
自分も並んで付いていく。スピードが上がる。まだこんな力が残っているじゃないか。出し切ろう。
一気にゴールまで進む。
ポールの手前で本柳さんを捲ろうと思ったけど更にスピードを上げられてやられてしまった。参りました。

タイムは下山まで分からなくて、58、59分くらいじゃないかと思っていたので57分台は少し驚いた。
でも実際走っていて、遅れながらもスピード感を感じていたので納得も出来た。
今までの乗鞍で一番時間が早く感じた。30分くらいのレースのように。あっという間だった。
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8位。57分43秒。
もっと前でゴールしたこともあるのと比べれば微妙な順位かもしれないけど、その時と同じ以上に嬉しかった。
枝折峠が本当に悔しくて悔しくて、このまま乗鞍出てもこの1年が無駄になる、絶対に挽回しようと思った。
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もう一度乗ってみようと決めてから手探りの一年。
何も決めず考えず漠然と走ってきてみましたが、また目標が見つかりました。
来年からは、また乗鞍を真剣に狙っていきます。
チャレンジを続けて、歯車が合えばチャンスは十分にあると思います。

がんばってきます。
by condle1 | 2010-08-29 17:26
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