朝起きて脚がパリパリに突っ張っていると少しホッとするようになってきた。
練習に出ずにゆっくり本でも読むことが出来る。
出なければというジレンマはあるけど身体のサインには逆らわない。
好きでやっていることだけど、緊張からは離れたところに身を置きたいと思う。
6月なら毎日でも走れたものが一日おかなければならなくなり、二日おかなければならなくなり、今ではそれも難しくなっている。
頭も身体も少しずつ削られていくようだ。
でもそんな事はもうどうでも良くて、もう98%は終わっている。
ヒルクライムのレースというのは始まる前に終わっているものだ。
あとの2%は心穏やかにその日を迎えられるように準備すれば良い。
今日はその為の朝だった気もする。