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ヒルクライムチャレンジシリーズ 喜多方大会 レポート 優勝

距離10.1km、標高差935m、平均勾配9.2%。

去年はプレ大会、本格開催は今年からという事で前年以前のリザルトは無く、人も薄そうで力が計りづらいので珍しくパワーメーターを装着。
コンピュータ含め普段のより+300g、チェーンリングの慣らしをする時間が無く(アウターを取るためにはインナーを外さなければならない。)、アウターも付けたままにしたので、更に+100g。
計400g増はちょっと気持ち悪いが仕方ない。

チャンピオンクラスは13名。。見知った選手は居ない。

スタート。
見晴らしの良い豪快な直登から始まる。先頭でひたすら淡々と。
チラチラとメーター見る限りは300Wをずっと超えている。
僕の真隣でずっと同じペースを維持するピンクジャージ。渡辺選手。後ろにもう一人。遠藤選手。

僕は脚にこないギリギリのところで走り続ける。
渡辺選手は勾配厳しいところで少しキツそうに見えるが、スピードを落とさずしっかり付いてくる。
遅れるそぶりを見せたら振り切ってくつもりだったが、そこまでいかず。
遠藤選手は後ろをヒラヒラしてる感じだし、ライバルは渡辺選手になるのかなと思っていた。

しばらく展開は変わらない。
が、後ろがなんとなく気になり始めた。5km手前くらい。
一杯で後ろにいるのかと思っていたが、、何か嫌な予感がしたので流れを変えてみる為、僕は後ろに下がった。
すると、遠藤選手が勢いよくアタック。。oh......
それは長くは続かず、とりあえず付いて行ったが、正直シマッタと思った。
問題は、ただの揺さぶりなのか、ソレで行けるのか行けないのか。
行けるのなら結構ヤバイ。

それがもう1、2回繰り返されるうちに渡辺選手は切れていった。

遠藤選手は強さを見せるが、突破していくパワーは足りないようだった。

しかし彼は勝ち方を知っているように見えるし、何より執念を感じる。
でも今日は僕も上で家族を待たせている。負ける訳にはいかない。勝つ走りをする。

どうするかと考えると安全なのはスプリント。
昨日下見したらゴールまでしっかり勾配があった。あれなら多分大丈夫だろう。

彼は自分からペースは作らない。マークの上で機を伺う走り。
僕もボランティアで前を走るのも嫌だし、これでもかという位スピードを落とす。
そして彼が飛び出す。僕は後ろに付いて丁寧に潰す。
2回、3回繰り返したか。順調に距離を消化していく。

1km前。まだまだ。
ゴール前500m。ここで彼が行く。
まだ早いかな。。でもこれはもうこのまま行くかもしれない。落ち着いて追う。
100m前で捲ってゴール。

遠藤選手はヒルクライムは本業では無く、沖縄200の上位常連らしい。

パワーは272W。
280+-5Wくらいを考えていたので駆け引きが入ったとはいえ、30分少々でこれでは力不足を痛感する。
調子が良いつもりでいたけど、二ヶ月だとどうしてもこの辺が限界か。
8月は現状維持で精一杯だからあと実質2ヶ月。
いつもここから切れてしまうから、残り頑張ろう。

レースは美ヶ原、奥多摩ヒルクライムと続きます。

それにしても新潟は人材豊富だなぁ。今日の遠藤、渡辺選手共に新潟。
雪で乗れなさそうなイメージなんだけど。

■リザルト
優勝 38分47秒 272W 83回転
by condle1 | 2012-06-04 21:33 | レース
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