龍勢ヒルクライム 優勝

かなり長いですが、一年分と思ってください笑

今年の最初で最後のレースがきました。

会場の秩父市吉田町は高速で1時間半と、うちからはアクセスが良いので当日受付。
その代わり駐車場の確保なども兼ねて出発が相当早くなってしまうが。。4時出発。
子供の風邪で家族は留守番かもというところだったが、なんとか調子も良くなって付いていけることに。
なんといっても「今年初レース」ということでみんなテンションが高い。旅行気分!?

6時前には到着。
アップは基本的にしないが全く何もしない訳にもいかないので、
支所の前の道をウロウロしていると、なんとさいとーさんが!
応援しにきてくれたようだ。これはサプライズ。
沖縄の話などを聞きながらアップがてら下山ルートの方などを付き合っていただく。
時間が怪しくなってきてので登りらしい登りが来る前に引き返すが、自分にしては走った方だろう。

明け方までの雨が嘘のような天候回復。快晴。

スタート9時20分。16.2kmのレース。
総数は8xx名?らしいがエキスパートクラスは少なく、21名。この時期では仕方ないだろう。
しかしレースはレース、21名でも210名でも勝つ難しさ、負ける悔しさ、何も変わらない。

滞りなくスタート。
しかし万年橋を曲がるまで(2kmほど)はパレード走行らしい。あれ?去年もそうだっけ?
タイム狙いの人にはちょっと残念な展開でしょう。
パレードで集団は進む。なぜか僕が先頭。BEACH宮本選手と話しながら。

万年橋を曲がる。レーススタート、、、のはずがまだまったり。
自分が先頭なのでそのペースになっているんだろうけど、
レースらしい、後ろからガンガンかぶさっていくような動きは無い。
時々シニア?の選手が飛び出たりするが続かず。いつまでパレードが続くのか?
いずれにしてもスロースタートの展開は後半型の自分には願ったりかなったり。

せきなおさんがやってくる。
「これはどうなんでしょうか?」
僕はコンピュータなど何も持っていないので実際どうなのかわからず聞いてみる。
「この前走ったときよりも遅いですね。」ということだった。
しかしせきなおさんもガンガン前を引くという感じでは無い。
良くも悪くもせきなおさんは後ろの方で走るような走り方はあまりしない。
今日は本気だなと、この時から僕は思った。

水車小屋辺り(5km)か?畑中君が上がってきた。これはかなり良いペース。
近況がちょっと分からないが、しっかり練習してきているとすればかなり手強い今日の最要注意選手。
身体にブレは無く、後ろから一見する限り調子良い時と変わらずに見える。
このまま続くなら厳しいな、、と思ったが鳥居の手前で後ろへ下がっていった。

鳥居から始まる激坂を合図に本当の登りがスタート。
前へ出てきたのはせきなおさんと斉藤選手(この時点では名前がわからず)。3人。
後ろの方はブレイクし始めている。
展開次第では一昨年勝った時のように、ここから力技にもっていきたかったが、
二人とも走りがまだ軽そうだったので様子を見る。
何より斉藤選手の走りが分からないのでかなり警戒する。
大きい体躯で、いかにもクライマーという感じでは無いが、余分な肉はあまり付いていない感じでますます警戒。
脚もそうだが、二の腕を見るのが一番分かりやすいと思う。

斉藤選手と並走しながら次は民家の急坂へ入る。
ここで脚を見るために腰を上げて少しだけペースを上げてみる。
反応は、、、遅れたようにも見えたが、、、よく分からず。
やはり無理はしないことにして自分のスタイルを貫くことにする。

レースはやはり3人。下を見ると後続はだいぶ離れていてこの3人に集中することにする。
ここから僕は後ろに下がって二人を前に出す。
といっても傾斜的には緩い方なので誰だって前は走りたくない。交代しつつもお互い牽制気味に進む。

斉藤選手があまり前へ来なくなる。3番手。
なんともペースが上がらないのでせきなおさんが前へ出て上げる。
自分は2番手。後ろの斉藤選手が気になり、変わらず警戒を解かない。
僕も本気なんだな、、、と走りながら妙に冷静に思ってしまった。

タレてるのか三味線なのか分からないので、せきなおさんからわざと中切れ気味に離れてみたりするが、
それでも前へ出てきそうな感じは無い。
これはキツイのかもしれない、と確信し、今度は前へ出て行ってペースをじわじわと上げていく。

斉藤選手が離れる。

せきなおさんは付いてくる。

ここで9~10km地点くらいか。

とうとうこの二人。
でも僕は練習仲間のせきなおさんとは一緒に走りたかった。
ワン、ツーということになれるなら夢のようだ。
目に見えてペースを落とすわけにはいかないが、せきなおさんもあまり離れないようにペースを作る。
といってもそれほど気を使うわけでもなく、今日のせきなおさんは本当に強かった。

12km地点、太田部で右へ大きく折れる。
フミさん(だよね?)が応援しに来てくれていた。去年も来てもらっていたがもう千切れながら登っていたっけ。
今回は強いところが見せられて良かった。ありがとう。

一昨年のゴール地点を過ぎて700mの下り。
登り返しのところで先導バイクの馬場さんが指を指したのはガードレールに付けられた馬鹿でかい横断幕。

「跳べ、コンドル 乗鞍まで。」
だったかな。。と書いてあった。
やっぱりフミさん?とても嬉しかった。

アタックした。しない訳にはいかない笑

それなりに脚を使っていたか?スピードが乗らないが残り3kmちょっと、ひたすら踏んだ。
色々思い浮かんだりするかと思ったが、ひたすら「無」だった。。

ゴールした。
万歳ゴールしたかったが道が荒れ気味で怖かったのでやめた。。

せきなおさんもほどなくゴール。
タイムは41分27秒。
「あれで?」と、「レースはわからないね」と、二人で笑いながら話しました。



相方には電話ですぐ教えたかったけど直接言いたかったので下山まで辛抱しました。
報告したらとても喜んでくれた。

いつしか、
「今日は練習行かないの?珍しいわね。」
が、
「今日は練習行ったの?珍しいわね笑」
に変わっていきました。

何もする気が起こらず、来る日も来る日も布団にこもる僕に、
「あなたにもそんな日があるわよね。」
とずっと暖かく見守ってくれました。


”1年ぶりにレースに出て、2年ぶりに勝ちました。”

たった一行の出来事ですが、本当に・・・・。・・・・。長かったです。
またこんな日がくるとは・・・思いませんでした。

先のことはやっぱりわかりませんが、一つ、ステップを越えられたのでまた次のステップへ向かえます。
色々な方の励ましや支えがあってまた戻ってこられました。
一人ぼっちだったらまだまだ今日の日は遠かったか、無かったかもしれません。
暖かく見守ってくれた、特にチーム、チームメイトに感謝です。
本当に、ありがとうございました。
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下山後。娘は何歳まで付いてきてくれるか?
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表彰
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ダントツの最高齢選手でした。
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by condle1 | 2009-11-15 11:58
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